鍼灸に行った話
自律神経専門の、評判が良い鍼灸があるというので行ってみました。
予約を取るのが結構大変で、1ヶ月先まで埋まっている人気の鍼灸院。
始めに症状を聞いた先生が「うーん。それはね、病院行くほどじゃないと思うなー。治るよ。」と言ってくれたのが心強い。
まず良導絡自律神経調整法というものを用いて、グラフで視覚的に自分の自律神経がどのような状態か分かるようにしてくれます。
私は肩首背中の凝りが酷いという点、体を触るわけでもなく、このグラフから診断されてました。当たってる!
そこから、鍼灸の合間に、高麗人参等が入ったオイルを用いたマッサージ、ホットストーン、ハーブボールと、時間たっぷり院長先生が施術してくれました。
とにかく、身体の調子がよくなるためにできることはなんでもやる!とのこと。
施術の後、おおっと感動したのは、首。
首を回すと百発百中ボキッと言っていたのが、くるりと回しても鳴らない。しなやかになってる。身体もゆったり、表現の仕方が難しいけど、そう、しなやかになった。笑
それから1週間経ちますが、嫌なドキドキや不安感も薄れていて、調子は良い感じ。
自律神経の調子を測るアプリを導入してみたのですが、それでみても安定してました。
帰宅後次の予約を取ろうとしたら、やはり行きたい日は埋まっており、少し先の予約を。
しばらく続けて通ってみます。
漢方飲み始めて2週間
が経ちました。
はじめの1週間は、実は熱いものを飲んでるはずなのに、手足の末端が冷たい気がして、なんだかゾワゾワしてました。パニックの前兆というか。
それから、熱くないとダメです。ぬるかったり冷たいと美味しくないし、気持ちが悪くなる。
体調もいまいち、どちらかといえば悪い方。
というのも、生理期間がぶつかってしまって…。一つ前のブログに書いた通り、吐き気、だるさ、頭痛、なんとも言えない体調の悪さにやられてました。まさかと思うけど、コロナじゃないよね?って思ってしまうほど、しんどかて怠かった。
そして、2週目になると回復。
この間、2回カフェでPC作業する機会があったけど、なんと、いずれもパニックの発作が起きることなく、滞在できました!嬉しい。
今日は、かなり元気です。
なかなかハードな日ではあったけど、元気モリモリ。漢方飲んだ時の手足の嫌な感じも、なくなってきた気がする。
このまま効果が出てくれることを祈って。
子育ては投げ出せない
少し前までは、割と体調がいい日が続いていて。2週間くらい、目立った発作も起こらず。
その間夫と2人で外食した日もあったのですが、食べる量を無理しないと決めたら大丈夫でした。
それから、やっと漢方の病院を受診して、飲みはじめました。詳しくはまた別途書こうと思いますが、いま、服用開始して1週間過ぎたくらいです。思ったほど不味くは無く、熱くしてゆっくり飲んでます。(一度ぬるい状態で飲もうとしたら、まずくてきつかった…)
が、先日、久々の吐き気。
夜中に一度目が覚めて、眠れない。
生理2日目だったからか?と思っていたのですが。その後の生理5日目。いつもならキラキラ体調が良い時期なのに、どうも怠く、食欲もなく、気持ちも凹む、最悪な感じ。子供達と会話をするのもつらくて、夫に丸投げ。
打開策を探すために、色々ネットで検索してしまう。仕事を持ってる人は休職したり。実家に帰って療養したり。
でも、私みたいに、子育て真っ最中の人はどうしたらいいんだろう。
こういう時、思ってはいけないことまで考えてしまうんですよね。こんなに辛いなら生きてる意味がないとか。いなくなるなら、子供達の記憶に残らない今のうちなんじゃないかとか。
でも、しんじゃったら、母の姿として記憶には残らないかもしれないけど、周りから好機の目に晒されてしまう可能性が大いにある。第一、お母さんがそんななくなり方をしたなんて知ったら、傷つけてしまう。
ぐるぐるぐるぐる色んなことを考えて、ああ、やっぱり生きなきゃなって。そもそも、しんじゃう勇気なんてないんです。
子育ては投げ出せない、代わりがない。
これってすごく尊くて、それでいて一歩躓くと、すごくしんどいことですよね。
コロナがなければね、一時保育とか。延長保育とか。あとは実家に頼るとか色々手段はあるのだろうけど。なかなか気軽にはお願いできなくなってしまった。
たとえばここが悪いからこの薬を、とか、入院治療しましょう、とか、手術を、とか、そういう類の病気でもないからこそ、孤独で辛い部分もあるなあと思うんです。
克服するために、明日の一歩は、カフェインレスコーヒーを飲むことにしよう。
それから鍼灸院を予約してみたので、効果があるといいな。安くはないけど、漢方は保険適用だし、マッサージ2.5回分と割り切って。
面談と外食
今日の対処法
・暑い日は保冷剤と飲み物を持参
・飴を舐める
・メモを取る
・「なんとかなる」と思う
***
最近乗り切れたことがふたつ。
うっすら、自信につながってきます。
ひとつめ。上の子の面談がありました。
少し前に、保育参観を必死に乗り切った記憶が新しく、自宅を出発するまで緊張、不安に襲われました。
到着して、担任の先生と向かい合わせになるも、コロナ対策で距離は十分&間にパーテンションが。これがありがたかった。
どんな場所でもそうですが、広場性恐怖を伴うパニック障害の症状として、近い場所に他人がいるのが厳しいのです。「やばい、逃げられない」(普通に考えたら逃げる必要なんてないのにね…!)という思考回路に陥ります。
家族以外と外食ができなくなったのも、「食べなきゃいけない」「話さなきゃいけない」という、なんというか、形のない脅迫めいたものに押し潰されそうになる、という症状のせいでもあります。
なので、教室に着いたら①一旦冷たいものを飲んで意識を別のものに向ける②飴を舐めたりメモを取ることで、本当はあまりよくないけど「〜ながら」話を聞くことによって、相手の話を聞く以外にも意識を向けられるようにする。そうそう、到着してすぐの待ち時間に、保冷剤で首筋を冷やすことも有効でした。
これらに通ずるのは、「面談中に具合悪くなったらどうしよう、という恐怖から一旦離れる」という点かなと。
恐怖や不安を感じる必要がないと脳が判断すれば、発作に行く前に踏みとどまれる気がするのです。諸説ありますが、パニック障害の発作は、長くは続かず、多くは5分〜20分で収まると言われてきます。その間、ひどくならないようにポンピングブレーキをかけていくイメージ。
なので、上記をもってしても最初の3分くらいは、「発作が起こるか?!どうか?!」のせめぎ合いが自分の中で勃発していたわけですが、意外とひゅるる〜と治ってました。
「最悪、辛くなったら、貧血っぽくて…と言って退出すればいいや。」と、なんとかなる〜の気持ちを持っていられたからだと思います。
そして、無事30分の面談が終了。
帰りはめちゃめちゃ自分を褒めてあげました。
「すごいじゃん!一度辛い思いをした場所だったけど、今回は前より楽に乗りきれたぞ!っていうか、ひとりで面談に行けたことがまずスゴイ!!最高!!」
やりきった感がありました。
そしてふたつめ。夫の昼休みに、一緒に外食しました。
暑さでそもそもバテていたけれど、保冷剤でなんとか乗り切り。お店に到着する頃には心拍数が上がって、「ヤバイかな?」と思ったものの、お水を飲んで一息、発作踏みとどまる。
そして、料理。お腹いっぱいに食べてしまうと発作が起こりやすいので、腹八分目でごちそうさま。私だけかもしれませんが、量以外にも食べ物の種類によって「あ、これ食べたらだめかも。」と思う食材があります。付け合わせのサラダとか、セットの飲み物とか。そういうのも無理しない。
少しトイレに行きたいな、まあ、行きたくなったら行けばいいよ。大丈夫。そんなことを考えながら、無事ランチ終了。
ちなみに夫は、私にパニック障害の症状があることは知っていますが、あまり気にしてません。多分よく知らないんじゃないかな?私とは性格が真反対なところもあるので(言い方難しいけど笑)、なんとなく、そういうパニック障害みたいな病気とは無縁な人かなと思っているし、願ってます。いや、誰にでも起こりうることは身をもってわかってるので、適当なことはいえないけど、今のところ。
私的には、いちいち心配されるより、適当に放っておいてくれた方がありがたいので、この外食の時に私がいろんなことをぐるぐる考えていたことも知らないでしょう。笑
そんなこんなで、楽しくお昼時間を過ごせました。薬がなくても、少しマシな時間を過ごせた!!これは嬉しい。いいぞいいぞ、私。
セロトニンの合成に有効と知ってから、毎日バナナ食べてます。牛乳も、炭水化物もね。コーヒーは朝だけは普通の、それ以外は極力デカフェに。それから、歩いて陽の光を浴びるように。
一歩ずつ、楽しい日々を。
保育参観
今日の対処法
・歌を口ずさむ(小声でもOK)
・腕を背中側に回して、腰をそっと揉む
・笑ってみる
***
先日、上の子(年中)の保育参観がありました。
下の子は運良く預け先が確保できたため、ひとりで歩いて幼稚園まで。
でもやっぱり、ひとりで1時間立ちっぱなしは不安でしかない。
行く途中、やっぱり不安から苦しくなってしまいましたが、その時の対処法として有効だったのは、「歌を口ずさむこと」。ちょっと恥ずかしいから小声でね。マスクがいい働きをしてくれました。
おそらく、「歌を口ずさむ=自然と息を吐くことができる」なので、呼吸が整ったのではないかと。
パニックの発作で呼吸ができない時は、腹式呼吸が有効と言われています。
でも私は、「何秒吐いて、何秒吸って…」と頭で考えると、余計苦しくなることがあり。昔ヨガをやっていたときは、何ともなかったんですがね。
到着すると、開始時間まで廊下で待たされることになりました。恐怖の待ち時間。「ママ〜」とドアから顔を覗かせる我が子に笑顔で対応することで、なんとか凌ぐことができました。5分が長かった…。
その後、教室で参観。
これまた、子供達が歌を歌ってくれている間は自分も口ずさむことで大丈夫だったものの、問題はその後。
先生がやることを説明している時間、ちょっとした無音の時間、これが長いのなんの。いや、実際は全然長くないんだけど。
「ダメか、いけるか、やばい、血の気が引いてきた…」という状態になったので、周りから怪しまれないように、荷物を持っていない方の腕を背中側に回して。必死に、強めに自分の腰をもみもみ。いや、となりのママさんからは怪しまれていたかも。
私は長嶋一茂さんの「乗るのが怖い」という本が好きなのですが、そこで、飛行機の機内でパニックの発作に打ち勝つために、ペンで自分の腕をさして堪えたというエピソードがありまして。
たしかに、「自分はパニックになってる!」という状態から意識を背けるのは有効な気がすると思って、真似してみました。
あとは、「いざという時はここから出られる」と思って出口を確認しておくのも有効でした。これは広場性恐怖症の対処としても知られているかと思います。
そんなこんなで、かわいい我が子の参観日を乗り切ることができました!
ああ、嬉しい。
育児ってストレスの引き金になることもあるけれど、そのプレッシャーが自己を律することにもつながるような。この日は、ちらちらこちらを確認する我が子に、笑顔で対応しなければ!という一心で、乗り切ることが出来た気もします。
初めて処方された薬のひどい副作用から、今は何も薬を飲まず乗り切ろうとしている期間。
早く漢方の専門病院(人気らしく、予約が取れたのがまだ先なのです)を受診したいという気持ちもありつつ、薬に頼らず克服して行けたら嬉しいなと。
にしても、「パニック障害 薬 頼らない」とかで調べると、なんともステマ的な投稿の多いこと…。そのはざまで、自身の実体験を共有してくれている方に、感謝。
自己紹介
4歳1歳の二児の母。アラサー。
上の子の育休から職場復帰した際、電車の中で動悸や不安感に襲われて、貧血のような症状が出るようになりました。
それ以降、主に家族以外の人との外食時や、電車に乗った際、同じような症状に悩まされるように。
「おそらくパニック障害なのかな、自律神経が乱れてるのかな」と思いながら、3年が経ち…。
コロナ禍の二児育児で産後うつのような症状に悩んだこともあり、克服すべくメンタルクリニックを受診する(ここでやはりパニック障害と診断)も、処方してもらった薬(トリンテリックス)が合わず、ひどい副作用からの症状が酷くなるという悲しい状態に。
代わりの薬を処方されるも、副作用がトラウマに、かつ新しい薬の説明をあまりされなかったことに不信感を抱き、足元、クリニックを変えて漢方にトライしてみようと検討中。
現在は専業主婦。
記録のため、克服のため、いずれは誰かのためになったら嬉しいなと思い、ブログを開設しました。
宜しくお願いします。