こぱんのブログ

パニック障害・自律神経失調症と共に生活する二児の母です

保育参観

今日の対処法

・歌を口ずさむ(小声でもOK)

・腕を背中側に回して、腰をそっと揉む

・笑ってみる

 

***

 

先日、上の子(年中)の保育参観がありました。

 

下の子は運良く預け先が確保できたため、ひとりで歩いて幼稚園まで。

でもやっぱり、ひとりで1時間立ちっぱなしは不安でしかない。

行く途中、やっぱり不安から苦しくなってしまいましたが、その時の対処法として有効だったのは、「歌を口ずさむこと」。ちょっと恥ずかしいから小声でね。マスクがいい働きをしてくれました。

 

おそらく、「歌を口ずさむ=自然と息を吐くことができる」なので、呼吸が整ったのではないかと。

 

パニックの発作で呼吸ができない時は、腹式呼吸が有効と言われています。

でも私は、「何秒吐いて、何秒吸って…」と頭で考えると、余計苦しくなることがあり。昔ヨガをやっていたときは、何ともなかったんですがね。

 

到着すると、開始時間まで廊下で待たされることになりました。恐怖の待ち時間。「ママ〜」とドアから顔を覗かせる我が子に笑顔で対応することで、なんとか凌ぐことができました。5分が長かった…。

 

その後、教室で参観。

これまた、子供達が歌を歌ってくれている間は自分も口ずさむことで大丈夫だったものの、問題はその後。

 

先生がやることを説明している時間、ちょっとした無音の時間、これが長いのなんの。いや、実際は全然長くないんだけど。

 

「ダメか、いけるか、やばい、血の気が引いてきた…」という状態になったので、周りから怪しまれないように、荷物を持っていない方の腕を背中側に回して。必死に、強めに自分の腰をもみもみ。いや、となりのママさんからは怪しまれていたかも。

 

私は長嶋一茂さんの「乗るのが怖い」という本が好きなのですが、そこで、飛行機の機内でパニックの発作に打ち勝つために、ペンで自分の腕をさして堪えたというエピソードがありまして。

 

たしかに、「自分はパニックになってる!」という状態から意識を背けるのは有効な気がすると思って、真似してみました。

 

あとは、「いざという時はここから出られる」と思って出口を確認しておくのも有効でした。これは広場性恐怖症の対処としても知られているかと思います。

 

そんなこんなで、かわいい我が子の参観日を乗り切ることができました!

ああ、嬉しい。

 

育児ってストレスの引き金になることもあるけれど、そのプレッシャーが自己を律することにもつながるような。この日は、ちらちらこちらを確認する我が子に、笑顔で対応しなければ!という一心で、乗り切ることが出来た気もします。

 

初めて処方された薬のひどい副作用から、今は何も薬を飲まず乗り切ろうとしている期間。

 

早く漢方の専門病院(人気らしく、予約が取れたのがまだ先なのです)を受診したいという気持ちもありつつ、薬に頼らず克服して行けたら嬉しいなと。

 

にしても、「パニック障害 薬 頼らない」とかで調べると、なんともステマ的な投稿の多いこと…。そのはざまで、自身の実体験を共有してくれている方に、感謝。